AGA治療はどのくらいの期間がかかる?

成人男性の4割以上が薄毛に悩んでいるといわれている日本。

 

結構な割合ですが、いまやAGAに関する研究はドンドン進み、原因や対処法も明らかになってきました。

 

最近ではきちんと治療をすれば改善が見込めるようになってきたこともあり、近い将来には、この割合がグッと下がっているかもしれませんね。

 

そこで、いざ治療開始!となったときに一番気になるのが、どのくらいの期間で効果が出るのだろう?というところ。

 

AGA治療は費用がかさむ上に通院が必要だったり、薬を毎日飲んだり塗ったりと、時間も手間もストレスもかかります。

 

長期戦とは知りつつも、これだけがんばっているのにずっと効果が現れなかったら、と不安になってしまう人も多いのではないでしょうか。

 

そこで、途中でめげることなくコツコツと治療を続けていくためにも、AGAの治療期間の目安を知っておきましょう。

 

薄毛改善を実感するまでの期間

どんなに優れた治療を施しても、AGAの改善が一朝一夕ではいかないことは、あなたもご存知ですよね。

 

髪の毛は、成長期、退行期、休止期というサイクルを経て生えたり抜けたりしているのですが、AGAになるとDHT(ジヒドロテストステロン)の影響でこのヘアサイクルが乱れ、通常より成長期が短くなって休止期の髪の毛が多い状態になってしまいます。

 

それに対するAGAの主な治療方法は、フィナステリドでこのDHTの生成をブロックして脱毛を抑えることと、ミノキシジルで毛母細胞のはたらきを活発化させて発毛をうながすことが、大きな2本柱になります。

 

どちらを使うか、あるいは併用するかはケースバイケースですが、いずれにしろ薄毛の改善プロセスもヘアサイクルに沿って進むため、それなりの時間が必要となるのです。

 

治療を開始すればすぐにでも髪の毛が生えてくる、というわけにはいかないのです。

 

治療が順調に進むと、まずは脱毛量が減っていき、休止期の毛穴の奥で今まさに成長を始めようとする髪の毛の素が、細胞分裂によって生み出されていきます。

 

そしてしばらくして発毛が始まるのですが、これは頭皮や全身の健康状態、治療方法との相性などによっても個人差があり、早い人で2〜3ヶ月後、中には1年経って実感し始めた、という人もいるようです。

 

とりあえず6ヶ月は続けよう

少しでも改善の兆しがあれば、治療を続けるモチベーションもアップしますが、なかなか効果が現れないと、もしかして治療方法自体が自分に合っていないのでは?と心配になりますよね。

 

治療費も馬鹿になりませんし、効かないのであればサッサとあきらめるか、ほかの方法を試したくなるのも無理はありません。

 

ですが、これまで衰えていた器官が元気を取り戻すにはどうしても一定の期間がかかり、どの薬剤もその間継続して投与することが必要となります。

 

改善途中で治療をやめてしまうと、もしかしてもう少しで発毛がみられるタイミングだったかも知れないのに、元の木阿弥になってしまうのです。

 

毛穴の奥で髪の毛の素が作られ始めていたとしても、それを外からはうかがい知ることはできないので、つい疑心暗鬼になってしまうのはわかりますが、副作用がない限りは最低でも6ヶ月、できれば1年は続けてみてください。

 

製薬会社の臨床試験データでも、改善を実感した人の増加率が落ち着いてくるのが6ヶ月目以降となり、この時点でどのくらいの手応えがあるかが指針のひとつとなるでしょう。

 

そして1年経過してもこの割合は増え続けていますし、特にフィナステリドは、2年、3年と服用し続けることによって改善した人の割合が10%ずつ上昇した、という統計結果がありますので、一度治療を始めたらじっくり腰を据えて続けていきましょう。

 

治療効果が出る人出ない人の違い

AGAの治療効果は、開始からすぐに改善の兆候が現れたという人や、反対になかなか効果を実感できないという人もいて、かなり個人差があります。

 

これは体質や遺伝にもよりますが、年齢やAGAになってからの年数、生活習慣などによっても左右されます。

 

特に、治療開始のタイミングは重要です。

 

症状がかなり進行したAGAでは、それだけ休止期の状態が長く続いていた毛穴が多いということになり、それらを目覚めさせるのはなかなか大変なことなのです。

 

5年間発毛が確認できない毛穴は、治療しても再び生えてくる可能性は低いといわれています。

 

AGAもほかの疾患と同じく、早期発見早期治療がものをいうのですね。

 

また、栄養バランスの崩れた食生活や睡眠不足、たばこやアルコールの過剰摂取、ストレス過多の環境など、頭皮の健康を妨げる要因がある場合、それらを改めることで治療効果がグンとアップします。

 

薬に頼るだけでなく、生活の見直しも同時に行っていきましょう。

 

8割以上の人になんらかの効果があるといわれているAGA治療ですが、逆にいえば2割以下の人には効かないということになります。

 

理由は人それぞれなのでなんともいえませんが、そういうケースもあるということは心にとどめておいてください。

 

満足が得られる治療とは?

ひと口にAGAの改善といっても、どのくらいの状態を目指すかによって、治療期間や満足度も異なってきます。

 

脱毛が始まりたての初期段階で治療を開始できれば、元の毛量にまで復活する可能性はありますが、かなり進行した状態では元通りになるのは難しく、そこまで求めるとなると、満足感はいつまでも得られないでしょう。

 

初期脱毛に関する情報はこちらで解説

AGA治療で髪が抜ける!? 初期脱毛のメカニズムと対処法

AGA治療のデータによく使われる「○割の人に発毛が認められた」「なんらかの改善がみられた」という表現も、文字通り少しでも変化があったケースも含まれていますので、改善がみられたすべての人が「すっかり元通りになった」ということではないのですね。

 

これ以上進行しなければよしとしようとか、今より頭皮が隠れてくれればOK、というのであれば、多くの人が満足を得られる結果となるのではないかと思います。

 

そして、AGA治療になにを求めているのか、ということをもう一度よく考えてみるのも必要なのではないでしょうか。

 

薄毛が気になって自信を持てないのであれば、確かにAGA治療は有効です。
でも、AGAさえ治ればすべてうまくいく、とばかりに治療の成果に一喜一憂するのは考えものです。

 

AGA治療のゴールは?

治療が功を奏して薄毛が改善されたとしたら、とても嬉しいですよね。
ですが、そこで安心して治療をストップすると、徐々に薄毛に逆戻りしてしまう恐れがあります。

 

AGAは、毛母細胞の働きを邪魔するDHTが主な原因なので、DHTの生成に手を貸す5α-リアクターゼを多く持つ人に起こりやすいのです。

 

ちなみに、5α-リアクターゼの量や存在する場所は、遺伝が関わっているとされています。
ですからDHTを抑える薬剤の投与を止めると、またジワジワとDHTが増えていく可能性が高いのです。

 

薬剤によってAGAの症状をコントロールできていたとしても、それを中止すると3〜6ヶ月でその効果が消えてしまうといわれています。

 

年齢を重ねるにつれAGAリスクも上がるので、改善された状態を維持したいのであれば、そのまま治療を継続することをオススメします。

 

とはいえ、現状維持であれば薬の量や通院頻度を減らすことも検討できますので、よく医師と相談の上、今後の方針を考えていきましょう。

 

このようにAGAは遺伝や体質によって起こるため、根本的な治癒は難しいとされています。

 

ところが、生活習慣やストレスが多い環境が改善されるなどしてAGAのリスクが減り、治療をやめても維持できるケースもありますので、まずは健康を取り戻し、地道に治療を続けていくようにしましょう。

 

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