この抜け毛、セーフ?アウト?

シャンプーのあとに、排水口に溜まった髪の毛を見てビックリ!なんてことはないですか?
朝起きて、枕についた抜け毛を発見してガーン!ということも。

 

「最近薄くなってきたな…」と感じていたとしたら、なおさらショックですよね。

 

でも、シャンプーのたびに抜け毛があるのは、成長期の子どもや若い女性でも普通にあること。
髪の毛は毎日抜けて生えてを繰り返しているものなので、心配しすぎるのもよくありません。

 

では、どんな抜け毛がセーフで、どこからがアウトなのでしょうか?

毎日抜けている髪の毛の量


髪の毛は成長期、退行期、休止期を経て脱毛が始まり、次の発毛の準備へ、というヘアサイクル(毛周期)に沿って、3年から7年で生え換わります。

 

このサイクルは、それぞれの毛穴で時期をずらして行われているので、髪の毛はいつも同じくらいの量を保っているのですね。

 

正常なヘアサイクルでは、毎日50〜100本ほどの髪の毛が生えたり抜けたりを繰り返しています。

 

結構多いと感じますが、日本人の成人男性の毛髪数は平均で10万本程度あるといわれているので、たいした数ではありません。

 

抑えておきたいポイント

1日に抜ける髪の毛が50〜100本くらいであれば、AGAの心配はないと考えることができます。

とはいえ、抜けた髪の毛を毎日正確に数えるのは無理がありますし、季節や体調によっても、抜け毛の本数は変わってきます。
本数だけで判断するのは、早計と言えます。

抜け毛が増える季節は?


髪の毛には、それぞれにヘアサイクルがありますが、頭髪全体のサイクルもあります。
それが、季節による抜け毛です。

 

ペットを飼っている方なら、この季節のサイクルを実感できるのではないでしょうか?

 

全身を体毛で覆われている動物は、夏毛、冬毛に生え換わって過ごしやすくなるために、ドッと毛が抜ける換毛期を迎えます。

 

人間も季節によって抜け毛の量が変わるの?

 

人間はここまで極端ではありませんが、大体似たようなもので、春と秋に抜け毛が増えてきます。

 

春の抜け毛は、寒い冬に対応していた細胞が、暑さに対応する細胞に切り替わることにより始まります。
そして秋も切り替えが逆なだけで、同様です。

 

この季節には、1日で約200本もの抜け毛がある場合もありますが、自然な生理現象なので心配はいりません。

 

ところが、同じような季節性の抜け毛でも、春よりも秋のほうが、脱毛本数は多めです。

 

これは、夏場の強烈な紫外線や、空調による室内と室外の激しい温度差、汗や皮脂の分泌量増加などで、髪の毛や頭皮がダメージを受けてしまうためなのです。

 

この劣化を放置しておくと、脱毛後の発毛が少なくなり、徐々に薄毛に突入していくケースもあるので、注意が必要です。

 

UV対策をして、エアコンの過剰使用は避け、頭皮を清潔に保つよう心がけましょう。

 

抑えておきたいポイント

  • 夏は紫外線で頭皮がダメージを受けるので、帽子をかぶるなどして紫外線対策をしっかりとする
  • 室内と室外の温度差によって汗や皮脂の分泌量が増えるので、エアコンの過剰使用は避ける
  • これらの頭皮の劣化を放置すると発毛が少なくなるケースがあるので、しっかりとケア

また、新しい生活がスタートすることが多い春では、慣れない環境によるストレスで、脱毛が増えてしまうことも。

 

春・秋の脱毛増加は自然の摂理とはいえ、油断をしていると薄毛街道まっしぐら、ということになりかねませんので、日ごろから頭皮をいたわり、充分な栄養と休養をしっかりとって、生活習慣を整えてくださいね。

抜けた髪の質をチェックしよう


自然な脱毛による抜け毛の本数は、個人差や季節差があるので、むしろ抜け毛のコンディションをチェックすることが、AGAかどうかを見極める判断材料となります。

 

抜けた髪の毛の状態をよく観察してみましょう。

 

AGAは、ヘアサイクルが乱れて成長期から退行期が短くなり、すぐに休止期、脱毛期に入ってしまうことによって髪の毛が減っていく特徴があります。

 

ですから、細くて短い抜け毛が増えてきたら、要注意です。

 

正常な自然脱毛では、ヘアサイクルを充分に経た太くて長い毛から抜けていくのですが、しっかり育つ前から抜けているとすれば、危険信号といえるでしょう。

 

ほかにも、抜け毛の毛根がヒョロヒョロと細かったり、抜け毛を引っ張ってみたら簡単にプツンと切れたり、散髪痕のない先が細い髪が抜けていたりという場合にも、AGAの疑いがあります。

 

また、毛根にホコリやフケがついている抜け毛が多いのであれば、頭皮環境が悪化している証拠となりますので、早急の対策が必要です。

シャンプーが怖い!


1日の内で抜け毛が多いのは、やはりシャンプーのときです。

 

でも、だからといってシャンプーを避けるのは間違いです。

 

シャンプー時に抜ける髪の毛は、すでに休止期から脱毛期に差し掛かった髪の毛で、遅かれ早かれ抜ける運命にあったのです。

 

抜ける心配よりも、頭皮を清潔にするほうが大事です。

 

ただし、刺激の強いシャンプーを使用し、頭皮に爪を立ててゴシゴシ洗っていたのでは、シャンプーすること自体が頭皮や髪の毛にダメージを与えることになってしまいます。

 

シャンプーは、アミノ酸系のシャンプーや、石けんシャンプー、育毛成分が入った薬用シャンプーなどがおすすめです。

 

また、洗いすぎがダメージの原因になっていることもありますので、そんなときはお湯だけで洗う「湯シャン」という選択もアリでしょう。

 

こすりすぎないよう、指の腹で頭皮をマッサージするように洗いましょうね。

AGA判定は病院でできる?


抜け毛の本数や状態をチェックして戦々恐々とするくらいなら、いっそAGAの専門クリニックで検査してハッキリさせたい!と思う方も多いのではないでしょうか?

 

確かに、AGA専門クリニックに行くと、さまざまな検査が行われますが、AGAは血液検査や尿検査などできっちり診断できるものではなく、薄毛の傾向や遺伝的な要素などによって総合的に判定されるのです。

 

AGA治療についてもっと詳しく知りたい方はこちら

薄毛が気になり始めたらAGA治療?育毛剤?違いを知って髪を守ろう

AGAは、「Androgenetic Alopecia」の略です。「男性型脱毛症」と訳されるのが一般的で、思春期以降に起こる、男性ホルモンが関与している脱毛症のことを表しているのですね。

 

AGAの定義は、生え際や頭頂部の毛髪が軟毛化して細くなっていく進行性の脱毛、というざっくりしたもので、実際には老人性の薄毛との境界はハッキリとしていません。

 

近年になってよく聞かれるようになったAGAですが、すべての脱毛症の9割ほどを占めるといわれています。

 

薄毛が気になりだしたら、ほとんどがAGAととらえておいても差し支えないでしょう。

 

ただし、AGAとは違った症状で抜け毛が増えることもあります。
明確に判断が難しいと思ったら、それぞれの症状の特徴を確認してみてください。

 

AGAとその他の脱毛症、それぞれの症状を解説

そもそもAGAってナニ?ほかの脱毛症との違いをおさらい

 

AGAかどうかは、毎日鏡を見ている自分自身が一番的確に判定できるのです。

 

ときには認めたくない、という気持ちが働いてしまうこともあるとは思いますが、AGA対策は早めに手を打つことで、改善も早くなります。

 

そう考えると、AGA判定を求めてクリニックの門を叩くのも悪いことではありませんね。

AGAかも?と感じたらすべきこと


抜け毛をチェックし、AGAが疑わしいと思ったら、頭皮にダメージを与える要因を避けることが重要です。

 

そして同時に、全身のコンディションにも目を向けてみてください。

 

頭皮も身体の一部なので、頭皮の健康のためには、全身の健康が不可欠となります。

 

もし健康が損なわれていると、身体は生命維持に必要な内臓などの器官に、優先して栄養や活力を送るため、命に関わりのない末端組織の頭皮や髪の毛は、後回しになってしまうのです。これでは、元気な髪の毛は生えてこられませんよね。

 

AGA対策には、日頃から睡眠不足や暴飲暴食、栄養バランスの偏り、ストレスフルな環境を避け、健康でいることが必須条件です。

 

それだけで薄毛が改善されることも多いですし、育毛剤やAGA治療の効果もグンとアップします。

 

発毛に適した頭皮環境のために、まずは元気な身体作りを心がけましょうね。

 

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