亜鉛と薄毛の関係

「薄毛には亜鉛がいいらしい」とか、「亜鉛が不足するとハゲる」といった話を聞いたことはありませんか?
髪の毛の話題になると、なにかと出てくる亜鉛という栄養素は、人間が生きていく上で欠かせない必須ミネラル16種類のひとつです。

 

必須ですから大事な成分ということはわかりますが、どうして育毛に良いとされているのでしょうか?
髪の毛の健康に役立つというのなら、亜鉛についてもっと知りたくなりますよね。

 

そこで、亜鉛の髪の毛に及ぼす影響や、効果的な摂取方法、注意点などを探ってみましょう。

 

亜鉛のはたらき


亜鉛は、もともと地殻中や生物の体内に存在する金属の一種です。
人間の体にももちろんありますが、とても微量です。

 

でも少ないながらも、300種類もの酵素の組成に関わり、細胞分裂や新陳代謝、免疫力の向上をサポートする、なくてはならない成分なのです。

 

亜鉛が不足すると、さまざまな器官のはたらきがスムーズにいかなくなり、味覚障害や消化機能の低下、精子欠乏、勃起不全、免疫力・抗酸化力の低下、肌やツメの劣化が起こります。

 

そのまま放置すると生命維持にも赤信号がともりかねないので、注意が必要です。

 

そして亜鉛は、たんぱく質の合成にも欠かせないミネラルですから、90%以上がケラチンというたんぱく質でできている髪の毛にも多大な影響を与えています。

 

亜鉛が不足していれば、ケラチンを作り出すこともできなくなるため、薄毛が進行しやすくなり、髪の質の低下や脱毛も進んでしまいます。
AGA治療によく使われるのも、こういった理由があるからなのですね。

 

そんな大事な亜鉛ですが、体内で合成することも、貯蔵することもできません。

 

ですから細胞の中でドンドン消費されていく亜鉛は、毎日摂取していかなければすぐに不足してしまうのです。

 

特に、お酒をよく飲む人は要注意。
アルコールを分解する際に亜鉛が大量に使われるので、亜鉛欠乏状態になりやすいのですね。

 

いつもより食べるものに苦味を感じるようになったり、ツメに白い斑点が見られるようになったりしたら、亜鉛が欠乏してきたサインなので、早めにチェックしてみてください。

 

AGAへの効果は?


髪の毛の生成にも関係する亜鉛ですから、薄毛を引き起こすAGAにも必要な成分であることは間違いありません。
亜鉛が足りなければ、AGAもさらに悪化の一途をたどるでしょう。

 

ただし注意しなければならないのが、亜鉛を摂取しておけばOK、ということではない点です。
亜鉛は髪の毛に欠かせない成分ではあるものの、亜鉛不足はAGAの直接の原因ではないのですね。

 

ただ、普段から二日酔いになるほどお酒を飲む習慣がある人は、亜鉛を積極的に摂取することでAGAの進行をストップさせられる可能性があります。

 

アルコールは肝臓内で二日酔いの症状を引き起こすアセトアルデヒドに代わるのですが、これがアセトアルデヒド脱水素酵素で処理しきれないと、血液によって全身を駆け巡り、DHT(ジヒドロテストステロン)を増加させるといわれています。

 

亜鉛は肝臓のはたらきをジャマする活性酸素を除去し、傷ついた肝臓細胞の代謝を促進してアルコールの分解や排出をスムーズにしてくれるため、こうした危険を避けることができるのです。

 

亜鉛とAGAに関する実験結果

フランスで行われた実験では、亜鉛が5αリダクターゼを抑制する、という結果が出たため、亜鉛はAGAに有効なのでは?と期待が寄せられています。

 

5αリダクターゼはAGAの主な原因のひとつとされるDHTの生成に関わる酵素なので、いかにもAGAにも効きそうですが、これはまだ培養細胞を使った試験管内でのことで、論文でも「もし生体内で同じ結果が確認されたら、有効となるだろう」という表現にとどまっています。

 

経口摂取した亜鉛が毛根まで届き、毛乳頭に存在する5αリダクターゼを抑えられるか?となると、まだなんともいえませんし、頭皮に亜鉛を塗ったとしても、どこまで効果があるか疑問です。

 

ですが、さらに研究が進んで、この実験結果が新しい薬に活かされることがあるかも知れません。
亜鉛の今後の可能性に望みを託しましょう。

 

亜鉛の効果的な摂り方


亜鉛は吸収率が低く、消費が早い成分なので、こまめに補っていくのが理想的です。
牡蠣やうなぎ、小魚、肉などの亜鉛が多く含まれる食材を食べるようにしましょう。
特に牡蠣は、ひとつにつき約2.0rの亜鉛が摂れるので、イチオシの食材です。

 

本来なら、栄養バランスに気を配った食事をしていれば亜鉛不足になることはほとんどありません。

 

でも、亜鉛はストレスや飲酒、喫煙、生活リズムの乱れによってたくさん消費されてしまうので、現代人は亜鉛不足に陥りやすい傾向にあります。

 

ですから、こうした要因を避けつつ、積極的に摂取していく必要があるのですね。
食事に工夫しながら、足りない分はサプリメントで効率よく補うのがおすすめです。

 

吸収しにくい亜鉛は、動物性たんぱく質やビタミンC、クエン酸、乳糖と一緒に摂ることで吸収率がアップします。
反対に、下記の成分は吸収を阻害するので、食べ合わせに注意しましょう。

注意すべき食べ合わせ

食物繊維 腸内で亜鉛などのミネラル類を吸着し、排出させる作用があります。
シュウ酸 尿路結石の原因となるシュウ酸は亜鉛と結合しやすく、吸収を妨げてしまいます。ホウレンソウやカカオ、紅茶に多く含まれます。
キトサン 有害金属を吸着・排出する効果があり、金属の一種である亜鉛も排出させる作用があります。
フィチン酸 種子の表皮に含まれるフィチン酸も、ミネラル類と結合しやすいので、玄米や豆類を多く食べる人は要注意です。
ポリリン酸 インスタント食品などのジャンクフードに使われる添加物で、亜鉛の吸収を阻害します。
タンニン コーヒーやお茶類に含まれる渋み成分で、亜鉛と結合しやすい性質があります。
カルシウム 必要以上に摂りすぎると、亜鉛の吸収の妨げになります。

これらの成分は、シュウ酸とポリリン酸以外は健康に役立つものが多いので、完全に避けるのではなく、亜鉛サプリと時間をおいて食べるようにしましょう。

 

そして亜鉛サプリを摂取するタイミングですが、亜鉛単体では吸収が悪いため、空腹時よりも食後がおすすめです。
一度にまとめて摂るより、分散させたほうが吸収しやすくなります。
こうすることで、吸収を阻害する成分の影響を減らすこともできますね。

 

また、眠りについてから3時間は、成長ホルモンが多く分泌されるゴールデンタイムといわれていますので、夜に亜鉛サプリを飲むのも効果的です。

 

ゴールデンタイムでは日中にダメージを負った細胞の修復や成長が活発に行われるため、細胞分裂に必要な亜鉛を摂取すると、その効果をアップさせることができるのです。
この場合も、ビタミン類を一緒に摂りましょう。

 

ただし、胃腸に負担をかけると睡眠の妨げになり、せっかくのゴールデンタイムが台無しになってしまうので、寝る直前は避け、飲む量に気をつけてください。

 

亜鉛サプリメントの注意点


毒性が低く、健康の維持や育毛に必要不可欠な亜鉛ですが、摂りすぎると吐き気や血圧低下、頭痛、下痢などが起こりやすくなり、もっとひどくなると腎機能障害や胃腸障害、免疫障害という重大な過剰症を引き起こすことがあります。

 

そして恐ろしいことに、亜鉛の過剰摂取で脱毛が進む、という説もあるのです。

 

体内の亜鉛量が多すぎると、テストステロンという男性ホルモンが増えるというデータがあり、これが5αリダクターゼと結びつくとDHTになるので、AGAのリスクがアップする可能性があります。

 

さらに過剰な亜鉛によってほかのミネラルの吸収が妨げられ、脱毛しやすくなるのです。

 

髪の毛には亜鉛だけでなく、成長を促すヨウ素、乾燥を防ぐ鉄分、メラニン色素の合成に必要な銅もなくては、健康を保つことができません。

 

亜鉛を摂取する際の注意点

成人男性では12mgが1日の摂取推奨量なので、これを摂取目安にし、耐用上限量の40〜45mgを超えないように気をつけてください。
食事では過剰摂取は起こりにくいのですが、サプリメントでは注意が必要です。

 

多めに飲んだからといって、その分効果が増大することはありませんので、用法用量を守って摂取するようにしましょう。

 

また、金属アレルギーがある人は、ごくまれに亜鉛サプリによって反応が出てしまうことがあります。
心当たりがある場合には、医師に相談してから摂取するようにしましょう。

 

そして、治療中の疾患がある人も要注意です。

 

亜鉛を摂取することによって、薬剤の効き目を抑えて病気を悪化させることになりかねません。
特に、降圧剤や抗生剤を使用している人は、自己判断で飲み始めるのを避け、医師の指示にしたがってください。

 

足りなくても多すぎても健康や育毛に悪影響を及ぼす亜鉛ですが、摂取量さえ気をつければ、髪の毛の心強い味方です。
ぜひとも上手に摂取して、AGA対策に役立てましょう。

 

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