今話題を集めるキャピキシルの触れ込みがスゴイ!

ミノキシジルといえば、フィナステリドとともに世界2大発毛成分といわれている、テッパンのAGA治療薬ですよね。

 

ところが、このミノキシジルを上回る効果を持つといわれている成分が、薄毛に悩む人々の間で話題になっています。
その名も『キャピキシル(Capixyl)』

 

なんでも、効果がミノキシジルの3倍!
おまけに副作用がないとか!
ここまでいわれると、ちょっとスルーできませんよね。

 

キャピキシル配合の育毛エッセンスが日本で初めて発売されたのが、2014年。
かれこれ2年経過しているので、そろそろ評価が定まってもよさそうなころですよね。

 

ということで、ウワサのキャピキシルの効果や副作用の有無などを、とくと拝見してみましょう!

キャピキシルってナニ?どんな成分?


キャピキシルは、カナダのルーカスマイヤーコスメティックス社(Lucas Meyer Cosmetics)という化粧品会社で開発されました。

 

内容成分は、天然成分由来のアカツメクサ花エキスと、アセチルテトラペプチド3というふたつを組み合わせたもの。

 

といっても、成分名を聞いただけでは、それらがどのようなはたらきをするのか、サッパリわかりませんよね。
ひとつひとつ、じっくりみていきましょう。

 

アカツメクサ花エキスの効能

アカツメクサは、マメ科の多年草です。
レッドクローバーとも呼ばれ、公園やちょっとした空き地にみることができる、ポピュラーな雑草ですよね。

 

四ツ葉のクローバーで有名なシロツメクサのピンクバージョンで、子どものころに、花の蜜を吸った思い出がある人も多いのではないでしょうか。

 

そしてレッドクローバーといえば、ハーブとしても、特に女性の間ではよく知られた存在です。

 

大豆の10〜20倍ものイソフラボンが含まれるレッドクローバーは、月経に関するトラブルや更年期障害、バストアップにも効くと評判なのです。

 

イソフラボンは、植物性エストロゲンともいわれていて、女性ホルモンの一種エストロゲンと同様のはたらきがあるため、サプリメントやハーブティーで摂取することによって、こうした女性ならではの悩みに威力を発揮するのですね。

 

抗酸化作用やホルモンバランスの調整に効果があるイソフラボンは、女性だけでなく、男性にも必要な成分です。

 

不足すると、薄毛リスクがアップしてしまうことがあり、育毛のサポート役も担っているのです。

イソフラボンの育毛効果についてはこちらで解説

イソフラボンとその育毛効果の関係性について本気で調べてみた!

アカツメクサに含まれるイソフラボンは、ダイゼンインやビオカニンA、フォルモノネチン、ゲニステインと種類が豊富。

 

その中のビオカニンAが、特に育毛に効果があるといわれています。

 

ルーカスマイヤーコスメティックス社が行った、培養細胞を使った実験では、ビオカニンAを添加することによって、なんと5αリダクターゼの活性を著しく低下させる結果が出たとのこと。

 

テストステロンと結合して、AGAの大きな原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)を作り出してしまう5αリダクターゼ。
その活性が弱まれば、AGAの改善に役立ちそうですよね。

 

これはもしかして、5αリダクターゼを阻害するフィナステリドの働きと近いものがあるかもしれません。

 

さらにビオカニンAは、炎症反応を促進させる炎症性サイトカインをおさえる作用もあります。

 

サイトカインとは細胞同士のシグナルのようなもので、炎症性サイトカインはダメージを受けた細胞に炎症を起こして治癒させる働きがあるのですが、その作用が強すぎたり長期化したりすると、逆に細胞を傷めてしまう原因にもなります。

 

炎症性サイトカインの暴走による炎症が、脱毛を引き起こす原因との説もありますので、抜け毛予防につながるというわけです。

 

アセチルテトラペプチド-3の効能

アセチルテトラペプチド-3なんて、あまり聞き慣れない成分名ですよね。

 

いったいどんなものかというと、4つのアミノ酸に3つのペプチドがくっついている、人工的につくられたペプチド化合物です。

 

ペプチドというのは、アミノ酸がいくつか結合した状態のことで、さらに数万から数十万と結合すると、たんぱく質になります。

 

たんぱく質が体内に入ると、アミノ酸やペプチドに分解されてから吸収されるのですが、身体の中で優れた働きをするペプチドは、機能性ペプチドと呼ばれます。

 

その機能性ペプチドの仲間であるアセチルテトラペプチド-3は、細胞の増殖・分化を促進させる、成長因子の一種でもあるのです。

 

そのため、アセチルテトラペプチド-3は、細胞を活性化してくれる機能を持ち、すぐれた細胞修復能力によって、弱ってしまった毛母細胞にも活力をプラスしてくれます。

 

ルーカスマイヤーコスメティックス社が発表しているデータでも、培養された細胞組織に行った実験で、3倍のHair growth activity(育毛活動効果といった感じでしょうか?)が現れたとのこと。

 

この実験では、ミノキシジルのHair growth activityが52%アップだったのに対し、アセチルテトラペプチド3は156%もアップしたという結果が出ています。

 

このデータが「ミノキシジルの3倍の効果」といわれている所以でしょう。

 

そして、ロンドンの薄毛専門クリニックがミノキシジルの代替としてメソセラピーに使ったところ、やはりミノキシジルの3倍のHair growth activityが確認された模様。

 

メソセラピーは成長因子を直接頭皮に注入する治療法ですから、成長因子であるアセチルテトラペプチド-3の性質を活かした使い方といえるでしょう。

 

『Hair growth activity』の意味がいまいち不明ですが、ルーカスマイヤーコスメティックス社の実験では培養された細胞で行っているため、発毛率とはいえないわけで、だからこうした表現になっているのでしょうか。

 

つまり「ミノキシジルの3倍の効果」というのは、実験上のなんらかの指標で、「ミノキシジルの3倍毛が生える」という意味ではないことは、きちんとおさえておいたほうがよさそうですね。

 

キャピキシルの副作用の有無は?


「ミノキシジルの3倍の効果」とともに喧伝されている「副作用ナシ」という文句。

 

キャピキシルが配合されている製品の説明文にも、副作用についての記載があるところはほとんどなく、「心配がありません」と言い切っているところも。

 

唯一、キャピキシルを11%配合している『カミヒア』という養毛剤の商品紹介欄に、「キャピキシル11%高配合の為、ピリピリ感がある方がたまにいらっしゃいます」という文言が確認できるくらいです。

 

いろんな口コミをチェックしても、副作用に関しての意見はみつかりませんでした。

 

もしなんらかの副作用があれば、必ず「副作用がないなんてウソだ!」という声が出てきますから、少なくとも重大な副作用はないとみていいのではないでしょうか。

 

ただし、副作用がないと言い切れるだけの根拠がないのも事実。

 

天然植物由来のアカツメクサ花エキスやアミノ酸を使っているから安全、という説も一部で目にしましたが、植物から抽出した漢方薬にも副作用がみられることもあるので、説得力としては少々弱いところ。

 

日本でキャピキシル配合の育毛エッセンスが発売され始めたのは2014年。

 

まだ安全性を確信できるほどの年月が経っていないので、これからも注意して見ていく必要がありそうですね。

 

キャピキシルの効果って、本当にスゴイ?


5αリダクターゼの活性をおさえ、細胞修復能力によってHair growth activityを増加させるという、強力な2つのはたらきが見込めるキャピキシル。

 

まるで、フィナステリドとミノキシジルがタッグを組んだかのような頼もしさを感じますが、本当にそこまでの効果を期待していいのでしょうか?

 

正直なところ、効果アリ!と判断できるだけのデータが、まだ出揃っていないのが現状です。

 

実験データもルーカスマイヤーコスメティックス社独自のものですし、しかも培養された細胞組織を使ったもの。

 

臨床実験の結果があれば、まだ納得できるのですが…

 

そして、実験データにある『Hair growth activity』という言葉がなにを指しているのかも不明なので、なんとも判定しかねるところです。

 

世界中で公開されている実験データがウソということはないでしょうから、なんらかの効果があるのは事実なのでしょう。

 

でも、それが本当にミノキシジルを超えるほどというのは、疑わしいといわざるを得ません。

 

なんだか、まるで『ピディオキシジル』についての記事のような雰囲気になってきましたが、両者とも新成分ということ、そしてその効果の曖昧さまでも、よく似ています。

キャピキシルもまつ毛美容液からのスタートですし、謳い文句が派手なところも、「化粧品」というカテゴリーなのも、本当にそっくり。

 

単に医薬品や医薬部外品として申請していないために、化粧品のままであるということも考えられるので、分類によって効果の度合いを判断することはできません。

 

でも、医薬品や医薬部外品として発売したほうが信頼感を得ることができるので、本当に自信があるのであれば申請すると思うのですが。

 

消費者としても、化粧品に1本1万円も出すのは、正直ためらわれますよね。

 

やっぱり口コミが見たい!


実際の効果を知るには、やはり口コミを見るのが早道。

 

ということで、口コミをチェックしてみましょう。

 

検索してみると、ピディオキシジルと同様、いろんなサイトでキャピキシルを褒めたたえる言葉があふれています。

 

そのすべてを信用することはできないので、ここはやはり、会社や個人の独自サイトより客観性がある5ちゃんねるをのぞいてみましょう。

 

すると、ズバリ『キャピキシルってどうなの?』というスレッドがありました。

 

早速書き込みを見てみると、「使っている人、どう?」と感想を求める声がやたらと多く、たまに「Mの産毛化してたところが濃くなってきた」という人がいても、「朝キャピ夜ミノキ」といった具合で、キャピシルのみで発毛したという報告はほとんどありません。

 

そしてスレッドが立ってから3年以上経過しているのに、書き込みは250にも達していない状況。

 

これは、キャピキシルが配合されている『Deeper 3D』や、『フィンジア』でも同じです。

 

ほかの製品は、スレッドすら存在していません。

 

書き込みが少ないので、副作用に関しても記述がなく、もしかしたら実際に使用した人が少ないから副作用の報告がないのかも、と勘繰ってみたくもなります。

 

キャピキシルの役割を考えてみる


夢のような成分が現れては消えていくこの薄毛業界。

 

そのたびに「今度こそ!」と期待を寄せて追い求めてしまいがちですが、結局はもといた場所に青い鳥がいたのと同じように、ミノキシジルとフィナステリドという定番成分の実力が再評価されるという繰り返しが続いています。

 

とはいえ、これらの有効成分は副作用の心配があるため、すべての人に適しているとはいえないのがネック。

 

そのため、キャピキシルのような重大な副作用が報告されていない成分を使うという選択肢も、必要となってくることがあるでしょう。

 

それに、本格的な治療を始めるのはまだためらわれる、という人の受け皿にもなりますしね。

 

キャピキシルの発毛効果は今のところ未知数で、おまけに配合されている育毛エッセンスは高額なものばかり。

 

しかし、ベストな選択ではないかも知れませんが、状況によってはベターな道になることもあるわけで、定番治療を中心に据えつつ、うまく利用していけるといいですね。

管理人が通っているAGA治療専門クリニック『銀座総合美容クリニック(銀クリ)』

ミノキシジルの3倍の効果!? 新成分キャピキシルの効果と副作用を調べてみた

・初回カウンセリング費用:無料
・初期費用:3,240円(税込)
・1ヶ月あたりの料金:約7,000〜18,000円
・人気と実力を兼ね備えたAGAクリニック

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