ミノキシジルの進化版!? ピディオキシジルという新成分

『ピディオキシジル』という成分をご存知でしょうか?

 

ここ最近、薄毛業界でジワジワと知名度を上げてきている、注目の新成分です。

 

聞いたことがなくても、「なんだか気になる名前」と感じたアナタ、鋭い!
後半部分が特にミノキシジルを連想させて、AGAに効きそうな印象ですよね。

 

それもそのはず、ピディオキシジルは、AGA治療の有効成分ミノキシジルの効能はそのままに、副作用をなくすべく開発された新成分で、別名『ミノキシジル誘導体』とも呼ばれているのです。

世界中で医学的に育毛効果が認められているミノキシジルですが、動悸やめまい、血圧変動といった循環器系や、かゆみや炎症といった皮膚に現れる副作用で、使用を断念せざるを得ない人も。
その数は1割近くともいわれていて、もし自分がその10人の中の1人になったら、せっかく髪の毛が生えてきたとしても、使うのを中止しなければなりません。
これは本当に無念ですよね!

 

そうならないために、ミノキシジルの副作用の主な原因となる血管拡張作用を、分子配列の一部を置き換えることで排除したのが、ピディオキシジルなのです。

 

本来の商品名は『Kopyrrol』で、ピディオキシジルは日本独自の呼び名。

 

正式名(化粧品成分国際表記名)は『ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド(Pyrrolidinyl Diaminopyrimidine Oxide)』となっています。

 

効能を表す体系名は、『2,4-ジアミノ-6-ピペリジノピリミジン3-オキシド』。

 

ちなみにミノキシジルの体系名は『2,6-ジアミノ-4-ピペリジノピリミジン1-オキシド』ですから、そっくりですよね!

 

分子式も、ピディオキシジルが『C8H13N5O』で、ミノキシジルが『C9H15N5O』。
分子構造を見比べても、ほんの一部分しか違いがなく、炭素原子がひとつ減っているくらいの差しかないのです。

 

しかし、飲んでも塗ってもOKなミノキシジルと違って、現在ピディオキシジルは外用のものしかありません。

 

今後、ミノタブのような内服用タイプのものが開発されるのかどうかは未知数なのです。

 

ピディオキシジルのヒストリーを見てみよう


ピディオキシジルは、インドのクマールオーガニック製品社(Kumar Organic Products Limited)が、副作用のない育毛剤を、と研究・開発したものです。

 

その後、韓国では早くから育毛剤に取り入れられてきましたが、日本ではなかなか頭髪用には使用されず、主にまつ毛を育毛する美容液に使われてきた経緯があります。

 

そのまつ毛美容液が『スカルプD ボーテ まつ毛美容液』。
ご存知、スカルプシャンプーで有名なスカルプDシリーズの仲間ですね。

 

女性のメイクは、目元が一番の重要ポイント。

 

そのためまつ毛は、マスカラや、つけまつ毛・エクステンションなど、いろんなものをつけられてダメージを受けがちなのです。

 

過酷な環境に置かれたまつ毛は、少しずつ劣化して抜けていき、スカスカまつ毛になってしまうことも。

 

まつ毛もきちんとケアしてあげなければ、ハゲてしまうのですね。

 

そんな女性の悩みをすくい取ったまつ毛美容液は、口コミで広がってバカ売れし、今でも売れ続けています。

 

そのおかげで徐々にピディオキシジルが注目されるようになり、シャンプーやトリートメント、育毛エッセンスへと使われるようになりました。

 

ピディオキシジルを使った育毛エッセンスでは、『フィンジア(FINJIA)』『BOSTON(ボストン)スカルプエッセンス』が代表的です。

 

フィンジアには2%、ボストンスカルプエッセンスには1.5%のピディオキシジルと、そしてこちらも新成分のキャピキシルが双方ともに配合されていて、話題を集めています。

 

ピディオキシジルの特徴とは?


効能はあるものの、副作用のリスクがあるミノキシジル。

 

その副作用が起こらないよう開発されたというピディオキシジルは、薄毛に悩む人にとっては夢のような成分ですよね。

 

おまけに浸透力もミノキシジルより優れているというのですから、否が応でも期待が高まります。

 

具体的な効能を、製造元のクマールオーガニック製造社が公表している情報をチェックしてみましょう。

 

それによると、

  • 血管を拡げて血流をアップさせることにより、発毛に必要な栄養素や酸素が送り込まれ、頭皮環境の改善や毛母細胞の分裂をうながす
  • 毛包そのものを刺激して活発化させ、ヘアサイクルを正常な状態に近づける

などのミノキシジルと同様の効果が、まず挙げられています。

 

ほかには、細胞膜のカリウムチャネルを開き、カリウムイオンの通過をスムーズにする作用があるとのこと。

 

ミネラルの一種であるカリウムは、細胞のエネルギーの産生を助けるはたらきを持っているので、カリウムが細胞に届きやすくなることによって、毛母細胞の活性化につながるのです。

 

また、カリウムには腎臓をサポートしてデトックス効果を促進させる効果もあるため、老廃物・毒素の蓄積を防いで、頭皮や髪の毛の健康に役立つのですね。

 

次に、動物を使った実験結果を見てみましょう。

 

0.5%濃度のミノキシジルとピディオキシジルを、それぞれマウスに塗布した実験では、なんとわずかではありますが、ピディオキシジルがミノキシジルの発毛効果を上回っているのです。

 

ヒトを使った臨床実験は行っていないのか、行っていても結果を公表する気がないのかは不明ですが、残念ながらマウスに対しての実験結果しかみつかりませんでした。

 

しかし、少なくともマウスには、ミノキシジル並みかそれ以上の効果があるようですね。

 

副作用がないって、本当!?


分子配列の置き換えで副作用がない、といわれても、にわかには信じられないところですよね。

 

そこで、ウサギとモルモットを使った実験結果をみてみましょう。

 

この実験では、気の毒なことに、ウサギは目と皮膚、モルモットは皮膚にピディオキシジルを投与されているのですが、どの実験でも刺激性がないという結果が出ました。

 

皮膚はともかく、目で大丈夫なら、副作用の可能性は低いといえるのではないでしょうか。

 

実際に、ピディオキシジルが配合された製品によって、なんらかの副作用が出たという話は、今のところなさそうです。

 

しかし、ピディオキシジルの歴史はまだ浅く、これから副作用が確認されないとも限りません。

 

引き続き、気をつけて見ていきましょう。

 

ピディオキシジルは効果あり?本当のところが知りたい!


ミノキシジル並みの効能があり、副作用もないというピディオキシジル。

 

こんなにウマイ話があっていいのでしょうか?

 

実は、これまで紹介してきたピディオキシジルについての情報は、ほとんどが製造元やピディオキシジル関連の製品を扱っている会社が発表しているもの。

 

副作用がないというのも、ミノキシジルに匹敵するかそれ以上の効果があるというのも、浸透力が高いというのも、それについて説得力のあるデータは皆無なのです。

 

もちろん、クマールオーガニック製造社は実験データを公表していますが、それは独自のデータでしかなく、客観性は疑わしいところ。

 

それに、効果に関するデータはマウスに対しての副作用についてはウサギとモルモットに対しての実験結果しかなく、ヒトの頭髪にどれだけ影響があるのかは不明なのです。

 

さらに、ミノキシジル5%配合の発毛剤でも気休めレベルといわれているのに、ほかの成分も入っているとはいえ、1〜2%程度のピディオキシジル配合育毛エッセンスで、本当にAGA改善につながるのかどうかも、やはり疑問。

 

口コミでの評判が高いまつ毛美容液はともかくとして、実際に使用した人の体験談を聞いてみたいところです。

 

口コミを探せ!


ということで、ピディオキシジルが配合されている代表的な2製品、フィンジアとボストンスカルプエッセンスの口コミを探してみました。

 

インターネットで検索すると、出るわ出るわ、「効果があった!」という喜びに満ちた口コミが!

 

しかし、こういうのはステマ記事の可能性があるので、誰でも自由に書き込める5ちゃんねる(運営権の譲渡を経て、『2ちゃんねる』は『5ちゃんねる』に名称が変更されました)をチェック。

 

すると、あまり伸びていない状態ではあるものの、フィンジアのスレッドを発見しました。

 

内容は、

 

「フィンジア使って生えた奴はいるんか」
「1年使って余計に薄くなりミノキシジルにかえたら2週間で生えてきた」
「マジで騙されたわ」

 

などの意見ばかりで、今のところ擁護派は現れていません。

 

それにしても、書き込む人が本当に少ないですよね。

 

2016年の7月にスレッドが立って1年以上経過しているのに、現在書き込みが300にもなっていないのです。

 

フィンジアといえば、生産が追いつかないほど売れているとかで、たびたび販売休止をしているのですが、その割には盛り上がりに欠けていて、本当にそれだけ使用者が多いのか、少々疑いの念が湧いてきます。

 

そしてボストンスカルプエッセンスに至っては、スレッドすら立っていません。

 

しかし、関連するスレッドにボストンスカルプエッセンスに関する書き込みを発見しました。

 

「朝夜ボストンだが、効果がかなり低い」
「ボストンに変えたいが、どんな成分が入ってるか表示ないし怖い」

 

などの意見がポツポツとあり、ボストンスカルプエッセンスでも「発毛した」という書き込みはみつけられませんでした。

 

購入はよく考えてから


新成分と聞くと、期待する気持ちもプラスされて、すごく効きそうなイメージを抱いてしまいますよね。

 

そして私たちは、これまでの常識が覆されたというような話を信じやすい傾向にあり、つい試してみたくなるのもムリはないこと。

 

しかし、もう少し情報が出るまで待っても遅くはないのではないでしょうか。

 

もちろん、時には本当に効果が確かな新成分が、彗星のごとく現れることもあるでしょう。

 

ですから、果敢に挑戦する姿勢は大事です。

 

ただ、客観的に判断できるデータがない中で、1本50〜60mlで1万円前後もするこうした育毛ローションに挑戦するのは、少々無謀かもしれません。

 

そのフロンティアスピリットをぶつけるのであれば、よっぽど懐に余裕があるときだけにしておきましょう。

 

とはいえそんなに資金があるのなら、医療機関で本格的なAGA治療を受けたほうが確実に薄毛を改善できるというもの。

 

それでもどうしても試してみたい気持ちをおさえられないときは、返金制度の条件をよく確認した上で申し込んでみるのをオススメします。

 

管理人が通っているAGA治療専門クリニック『銀座総合美容クリニック(銀クリ)』

人気の育毛剤『フィンジア』にも入っているピディオキシジルの副作用や効果は?

・初回カウンセリング費用:無料
・初期費用:3,240円(税込)
・1ヶ月あたりの料金:約7,000〜18,000円
・人気と実力を兼ね備えたAGAクリニック

銀クリ 銀クリ

銀クリのAGA治療体験記はこちら

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